友達とルームシェアしていたのを解消することになって、3年前からここで暮らし始めました。
部屋探しの条件は、築浅でなるべく駅から近い物件。仕事がフルリモートなので、ベッドとデスクが同じ空間になってしまうワンルームは避けたいと思っていました。この部屋を紹介されて、正直「居住空間が狭そうだな」とは思いましたが、新築でしたし、一人で住む分には良いかな、ということでここに決めました。新築できれいだし、希望通り寝る場所と作業する場所が分かれているので、ストレスはありません。むしろ目の届く範囲内で暮らせる生活は、意外と私に合っている気がします。

物件選びの決め手として、ロフトがあったことは大きかったです
普段は基本的にデスクの前にいます。ごちゃごちゃしているのが嫌いなので、デスクの上はなるべく物を置かずシンプルにしています。この部屋に住むようになって、だらだらしなくなりましたね。前の家では「気付いたら寝てた」ということが多かったんですが、今はオン・オフの空間が分かれたので「寝るときは寝る、起きる時は起きる」ができるようになりました。
私の勤めている会社では、コロナ以前からフルリモートです。10時始業ですが、9時50分ぎりぎりまで寝てしまうこともあります(笑)。お昼までここで仕事をして、ご飯を食べてからまた18時まで仕事です。仕事は定時で切り上げるようにしています。

1階フロアは仕事場でもあります
以前、勤めていた会社はとにかく激務で生活を見直そうと思い、緩やかに働ける今の会社に移りました。忙しかった頃に比べて働く時間が半分以下になったんじゃないかと思うほど緩やかな生活ですが、今の生活のほうが気に入っています。以前は帰って寝るだけの部屋だったので生活には無頓着でしたが、フルリモート生活になって、家への思い入れやこだわりが出てきたように思います。
階段のディスプレイは本棚代わりに本を入れています。部屋の広さが限られているので、どうしても収納を全部隠すことはできません。せっかく表に出すなら、好きなもののほうが良いな、と思って。

階段のディスプレイは本棚代わりに
観葉植物を置いているのも気に入っているポイントです。一日中一人で仕事をしているので、植物があると寂しくなくて良いですね。癒されます。
床には賃貸用のフローリングシートを敷いています。部屋一面に敷いても1万円ぐらいでできるんです。昔からちょっとしたDIYはよくやります。少しずつ自分好みにカスタマイズしながら住むのが好きです。
取材日時:2022年4月
Designer's
Voice
都市型狭小アパートAVANDの設計思想とは?
AVANDの特徴は、一棟ごとに画一的な間取りの集合住宅でなく、それぞれ特徴を持った間取りを採用している点です。 玄関からのアプローチの違い、天井のデザインの違い、収納の形の違いなど、入居者様が「ここだ!」と思えるようさまざまな間取りとしています。

シノケンプロデュース
アパート事業本部 チーフデザイナー
一級建築士 北野文朗
Owner's
Voice
シノケンを選んだ理由・・・住みたくなるような 家を作っているメーカーじゃなきゃダメだと思って探していました。シノケンさんは写真で見ていても設計図を見ていても、住みやすそうだなと思いました。
29歳 男性 B様 会社員
デザイナーズアパートもシノケンを選んだ理由・・・自分がもし一人暮らしをするなら住みたいような部屋でした。フロアを分けてあるのがおもしろくて、これは「入るな」と思いました。
40代 男性 自営業・30代 女性 会社員 Y様ご夫婦