ずっと実家暮らしだったのですが、今年から一人暮らしを始めました。浴槽なし、シャワールームの物件を探していて見つけたのがこの部屋です。ほとんど湯船に浸かる習慣がないので、シャワールームのほうがスペースの無駄がないと思い、そのような部屋を探していました。
また、玄関にスマートロックを設置しようと考えていたのですが、この部屋はすでにスマート家電が導入されていて、玄関だけでなくエアコンも電気もスマホから操作できます。期待以上の条件が揃っていたので即決でした。

全体的にコンパクトな部屋ですが、ドラム式洗濯機を置くスペースが確保できたのは良かったです。乾燥機付きなので物干しに困ることもないし、おかげで洗濯周りに不自由はありません。
基本的に家では仕事をしませんが、たまに在宅ワークをするときは洗濯機がスタンディングデスク代わりになります。実家で使っていたスタンディングデスクとちょうど同じ高さで、疲れないんですよね。省スペースにもなるので、逆にこれまで使っていたスタンディングデスクが不要になりました(笑)。

洗濯機がスタンディングデスク代わり
だいたい週に5日は自炊しています。冷蔵庫は備え付けのものを使っていますが、同じぐらいのサイズの冷凍庫を別で置きました。冷凍食品の買い置きをしたり、料理の作り置きを小分けにして冷凍しておくと何日か料理をサボれます。面倒くさいけど自炊生活も楽しいですよ。
朝はキッチンでプロテイン牛乳を飲むところから始まります。シューズボックスにスキンケアグッズやドライヤーを入れているので、キッチンの辺りで身支度まで完結するんです。普段寝袋で寝ているので、身支度ができたら寝袋を窓際に干して、ルンバを起動させて出かけます。

色味もシンプルに統一しています
ロフトはほとんど使っていません。ロフトに置いているのはスーツケースとスマートスピーカーぐらいです。部屋の中に置くと、物で音が遮られることがありますが、上に置けば遮る物がないので響きが良いです。夜はロフトの照明を点ければ間接照明のようになって良い雰囲気が出ます。
今は必要な物以外持たないようにしていますが、以前はかなり荷物が多いほうでした。あるとき、実業家のローランドさんの著書を読んで、ミニマリストな彼を見習ってシンプルな部屋を目指し始めました。「収納がなくなれば捨てざるを得ないだろう」と木のタンスを捨てたらスイッチが入ってしまって、ほとんどの物を捨てて1年暮らしました。特に不自由なく過ごせたので、今度は一人暮らしを始めてみようと思って、今に至ります。
この部屋での生活は一言で言って「快適」です。何より、自分の生活に合っていると感じます。お気に入りのポイントも1つには絞れませんね。いろいろ気に入っています。
取材日時:2022年4月
Designer's
Voice
都市型狭小アパートAVANDの設計思想とは?
AVANDの特徴は、一棟ごとに画一的な間取りの集合住宅でなく、それぞれ特徴を持った間取りを採用している点です。 玄関からのアプローチの違い、天井のデザインの違い、収納の形の違いなど、入居者様が「ここだ!」と思えるようさまざまな間取りとしています。

シノケンプロデュース
アパート事業本部 チーフデザイナー
一級建築士 北野文朗
Owner's
Voice
シノケンを選んだ理由・・・住みたくなるような 家を作っているメーカーじゃなきゃダメだと思って探していました。シノケンさんは写真で見ていても設計図を見ていても、住みやすそうだなと思いました。
29歳 男性 B様 会社員
デザイナーズアパートもシノケンを選んだ理由・・・自分がもし一人暮らしをするなら住みたいような部屋でした。フロアを分けてあるのがおもしろくて、これは「入るな」と思いました。
40代 男性 自営業・30代 女性 会社員 Y様ご夫婦