この部屋に住み始めて3か月半ぐらいです。就職のため、今年の6月中旬に大阪から引っ越してきました。ちょうど新型コロナウイルスの影響で移動が難しい時期で、物件探しも遠隔で写真を見て検討するしかありませんでしたが、新築でとてもきれいだったのでここに決めました。職場にも一本で行けるし、始発駅だから座って通勤できるんです。
実際に暮らしてみると、ロフトもあるし、収納空間が充実しているので「狭い」という感覚はそこまでないですね。キャリーバッグが3つぐらい入る大きさのクローゼットもあるんですよ。大きな机を置いている分、家具などはあまり増やせませんが、散らかりそうなものをすべて収納で隠せる点は気に入っています。駅から近くて、収納が多くて、新築。それがこの部屋を選んだ決め手です。
洋服は階段の側面の棚に畳んで入れています。タンス代わりですね。トップス、ボトムス、季節物の服など、使いやすいように分けています。あとはアジアンティーが好きなので、中国やインドネシアのお茶も茶器と一緒に収納しています。
階段の一段一段も収納スペースになっていて、掃除用具や消毒用アルコール、マスクなどを入れています。生活用品はかさばるので収納できる場所があって助かりました。取り出し口が部屋の中心を向いていないので、雑然とした感じにならないのも良いと思います。
ゲーム会社に勤めていますが、今はこの状況なので、基本的に在宅勤務です。韓国出身なのでスキルを活かしてサービスの運営や他言語への翻訳をしています。8時に起きて9時にはパソコンに向かいます。仕事は18時きっかりに終わるので、終わったらロフトに上がって音楽を流しながら絵を描くことが多いです。
絵を描くのが好きで、海や月など自然の絵をよく描きます。ロフトがあるおかげで、生活空間とプライベートな空間を分けられています。小さめの机と本棚を置いたこの一角はすべて絵を描くための空間です。いつでも描きたいと思ったらすぐに描ける場所を持ちたいと思っていたので、ロフトはこの部屋の中で一番お気に入りです。ロフトには窓がないので、描いた風景画を壁にかけたり、階段に飾ったりしています。遊びに来た友達が絵を見て「欲しい」と言ってくれることもあるんですよ。値札を用意しなくちゃ(笑)。
階段の下にスペースの余裕がなく、降りたときに壁にぶつかりそうになります。たまたまスペースがあってヨガマットを置いているのですが、もう少し空間に余裕があったらいいなと思いますが、気になるのはそれぐらいでしょうか。
将来的には、翻訳や通訳の仕事に就きたいと思っています。日本語に限らず言語が好きで、今は中国語と英語も勉強しています。絵は今のところ趣味の範疇ですが、スキルの一つとしてさらに伸ばせたらいいなと思います。一日のほとんどをこの部屋で過ごしていますが、好きなことに集中できる空間が作れているので楽しいですね。今の生活を満喫しています。
取材日時:2020年10月
Designer's
Voice
都市型狭小アパートAVANDの設計思想とは?
AVANDの特徴は、一棟ごとに画一的な間取りの集合住宅でなく、それぞれ特徴を持った間取りを採用している点です。 玄関からのアプローチの違い、天井のデザインの違い、収納の形の違いなど、入居者様が「ここだ!」と思えるようさまざまな間取りとしています。
シノケンプロデュース
アパート事業本部 チーフデザイナー
一級建築士 北野文朗
Owner's
Voice
シノケンを選んだ理由・・・住みたくなるような 家を作っているメーカーじゃなきゃダメだと思って探していました。シノケンさんは写真で見ていても設計図を見ていても、住みやすそうだなと思いました。
29歳 男性 B様 会社員
デザイナーズアパートもシノケンを選んだ理由・・・自分がもし一人暮らしをするなら住みたいような部屋でした。フロアを分けてあるのがおもしろくて、これは「入るな」と思いました。
40代 男性 自営業・30代 女性 会社員 Y様ご夫婦