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不動産周辺事業のM&Aを積極化2012.10.31

不動産周辺事業のM&Aを積極化

投資用アパート販売など不動産関連事業を傘下に持つ株式会社シノケングループ(福岡市、JASDAQ上場)は、今後不動産周辺事業へのM&A(企業の合併買収)を積極化する。篠原英明社長(=写真)に、今後の展開について話を聞いた。 (取材・文 江口一樹福岡支店情報部長)

12年12月期は増収増益へ

-業績が好調ですね。
「おかげさまで。2012年12月期第2四半期の連結売上高は前期比16.2%増の108億7400万円、経常利益は同82.5%増の9億2600万円を計上することができました。自己資本比率も15.7%(前年同期10.7%)と、当面の目標である20%にまた一歩近づきました。フロービジネスであるアパート・マンション販売事業、ストックビジネスである不動産賃貸管理事業ともに好調です。仕入原価を取引先に抑えていただいていることもあり、保守的に見ても2012年12月期の通期売上高は235億円、経常利益は11億円と増収増益を達成できる見通しです」

-東京にショールームを開設しましたね。
「はい。当社の傘下でアパート・マンション販売の株式会社シノケンハーモニーの事務所がある住友芝大門ビルの1階に開設しました。当社グループの商品とシステムを個人投資家向けに周知させるのが目的で、ロフト付きのアパートの部屋2タイプの実物を設置しているほか、今後は併設しているラウンジでアパート・マンション投資に関するセミナー開催も行っていきます」

介護ビジネスも視野

-海外展開について。
「今年5月に中国・上海でウィークリーマンション事業を開始しました。ビジネスでの出張や短期留学などで短期滞在される日本人向けで、現在は25戸ですが、稼働率が高いため年内には40戸程度に増やそうと考えています。現在、日中関係がぎくしゃくしておりますが、現地の日本人向けのサポートを通じたビジネスは必要とされておりますので、引き続き海外事業を強化していく予定です」

-今後の事業展開は。
「自己資本比率も厚みが出てきたので、そろそろ不動産周辺事業へのM&Aを積極化していきたいと考えています。まだ具体的な話はありませんが、ビルメンテナンス、マンション管理会社、介護ビジネスなどに興味がありますね。もしいいお話があればご連絡下さい

帝国ニュース 九州版 2012年10月31日号

フロー、ストック両事業が好調。業績予想を上方修正2012.10.29

フロー、ストック両事業が好調。業績予想を上方修正

リーマンショック以降の業績回復をけん引してきたマンション販売に加えて、今期はもう一つの主軸事業であるアパート販売も好調だ。第2四半期決算では、アパート販売実績が前年同期比3・4倍と大きく伸長。一方のマンション販売も直販比率を高めたことで利益率が向上し、営業利益は前年同期比36%増、経常利益は同82%増と当初計画を上回る水準で推移している。

これらのフロービジネスとともに、賃貸管理などのストックビジネスも2ケタのペースで業績を伸ばしており、さらに金融機関からの借入調達コスト低減で営業外収支も向上していることで、当初から増収増益の計画だった今期の業績予想をさらに上方修正した。

篠原社長は「業績予想の上方修正は社員の営業努力の賜物。フロービジネス、ストックビジネスの両輪がバランスよく成長しており、リーマンショック前の好調時よりも体質的には安定感が増している」と評価。さらなる目標として、「2~3年後には純資産額でも当時のレベル以上に戻していきたい」と意欲を見せる。

また今期は、台湾不動産会社2社との台湾人投資家向け日本国内不動産販売業務提携、中国・上海でのウイークリーマンション事業開始など、海外においても積極的な展開を推進している。

ふくおか経済 2012年11月号

第2四半期は増収増益2012.10.01

第2四半期は増収増益

投資用アパート・マンション販売の株式会社シノケングループ(福岡市博多区博多駅南1丁目、篠原英明社長)の12年12月期第2四半期連結決算は、売上高が前年同期比16・2%増の108億74百万円、経常利益は同82・5%増の9億26百万円で増収増益となった。

主力の不動産販売事業のうち、アパート販売が前年同期比約2・6倍の35億52百万円と大幅に増加したほか、賃貸管理、金融・保証関連も2ケタの伸びとなった。利益面では、不動産販売の利益率向上で営業利益が36・1%増の10億48百万円、四半期純利益は約4倍の8億百万円と大幅に増加した。

通期売上高は期首予想比5億円増の235億円(前期比18・6%増)、経常利益は2億円増の11億円(同24・8%増)に予想を上方修正した。

篠原社長は「通期予想の上方修正は社員の営業努力によるもの。アパート販売、マンション直販が伸びたことで利益率も良くなっている。また、賃貸管理などのストック事業も成長しており、リーマンショック前の好調時よりも体質的には安定感が増している。2~3年後には純資産額でも当時のレベル以上に戻していきたい」と語っている。

東京オフィスにショールーム

同社の傘下で、アパート企画・マーケティングの株式会社シノケンプロデュース(東京都港区芝大門2丁目、同社長)とアパート及びマンションの開発・販売の株式会社シノケンハーモニー(同所、三浦義明社長)は8月18日、事務所を置く住友芝大門ビルの1階にショールームを開設した。

名称は「東京ショールーム」で、顧客である個人投資家に同社グループの商品とシステムを周知する目的。ショールームにはアパート販売物件でロフト付スキップフロアタイプの「New Standard」(21・36㎡)と都市型ロフト付コンパクトタイプの「AVAND」(12・39㎡)の2タイプを実物大で設置しているほか、約175㎡のラウンジも備えており、今後はラウンジを会場としたアパート・マンション投資に関するセミナー開催も予定している。

ふくおか経済 2012年10月号

上海進出企業に聞く 異国で生かされる日本流賃貸管理術2012.09.03

上海進出企業に聞く 異国で生かされる日本流賃貸管理術

アフターサービスの充実で5000戸管理目指す

2009年に進出した上海で着実に管理戸数を増やしつつあるのが、シノケン(本社:福岡県福岡市)の上海現地法人、シノケン上海だ。管理戸数は現在2500戸。早期に5000戸の大台に乗せるのが課題。現地で責任者を務める蓑田正一郎氏に話を聞いた。

一年で求められる成果

「こちらの管理委託契約は1年が一般的。ですから一年後に更新してもらう確率をいかに高めるかがポイントです」

こう語るのは、シノケン上海の蓑田正一郎氏だ。オフィスがあるのは、上海市内の一等地、静安区。ダイキン工業や富士通といった大企業も入居するビルだ。

蓑田氏によると、上海のオーナーは、1年ごとに管理会社を変えるのが一般的だという。理由は二つだ。長期保育の考えが無いのと、管理会社に対して短期で成果を求める傾向が強いためだという。このため、入居率を維持し収益性を高めることで2年目以降の管理を受託することが、管理戸数を積み上げていく上で重要となる。シノケン上海のオーナー更新率は、75%~80%。ほとんどが1年で契約終了となる現地では、かなり高い数字だといえる。

「もともと日本人は部屋をきれいに使ってくれるという期待があるため、当社のように日本人仲介に強い会社は人気があります」とは蓑田氏。入居者の99%は日本人。大手企業の駐在員やビジネスマンがほとんどを占める。入居率は80%で、入居者のリピート率も75%~80%だという。オーナー募集の方法はもっぱら公告。しかしうたい文句は「管理受託」ではなく、「日本人の入居者募集」だ。地元の飲食店などで配布される日本語のフリーペーパーに、「入居者募集」の広告を出すと、それを見たオーナーから「日本人が入居するなら物件を預けてもいい」と問い合わせが入るのだという。

中国人社員の意識改革

フィーは、月額家賃の70%。入居時に「一年間のアフターサービス料」として入居者、オーナー双方からもらい受ける。仲介手数料は、賃料の30%で、こちらもオーナー、入居者からもらう。つまり、毎月の管理フィーはない。

アフターメンテナンスにこだわる同社だが、「入り口のもうけではなく、成約後の管理こそ大事だ」と中国人社員に根付かせるのには苦労したと語る蓑田氏。

「営業時間外は携帯に入居者やオーナーからの電話が掛かってくるようにしてあります。夜中であっても対応するわたしの姿を、当初現地スタッフは“信じられない”といった顔で見ていました」と振り返る。

しかし、アフターサービスの充実が結果的に、管理拡大や次のビジネスへのきっかけになると、徐々にではあるが伝わりつつあるという。以前は、入居者が付けばよかったが、最近は、契約時に室内設備の点検や不具合をチェックしてくるスタッフも出てきたため、入居の初期段階でトラブルを抑止できるようになった。蓑田氏が上海に来たばかりの頃は、月間60件を超えていた緊急電話だが、現在では月20件程度まで減ってきているという。「とにかくエアコンの故障や水漏れトラブルは後を絶ちません。ここでのトラブル対応に慣れたら、どこの国でも働けそうな気がします」。2500戸すべての室内が頭に入っているほど訪問したという蓑田氏。今後、上海で培った管理術を背景に、エリア拡大にも意欲的だ。篠原英明社長は、「上海から香港までの沿岸部主要都市に拠点をつくりたい」と明言しており、今後上海での経験が生かされていくと考えられる。

決裁早い地元企業のスピードに仰天
シノケン上海 蓑田 正一郎氏(31)

25歳の時、篠原社長の一声で上海に来ました。こちらに来て驚いたのは、オーナー企業が多く、とにかく決裁が早いこと。不動産の場合、「買うかどうかはその場で決めて、その後用途を考える」という人も多いです。日本企業のように物事が決まるまで時間が掛かったり、稟議(りんぎ)書が回るのに何人ものハンコが必要なことはありません。ですから、もたもたしていると、売買にしろ管理にしろいい物件をつかむことはできません。

当社の場合、社長が月に一度は上海に来て決断をしてくれるので助かっています。取引先からも「中国企業のようだ」と言われるほどです。

全国賃貸住宅新聞 2012年09月03日号

不動産販売事業が好調 第2四半期 売上・利益とも大幅増加2012.09.02

不動産販売事業が好調 第2四半期 売上・利益とも大幅増加

株式会社シノケングループ(篠原英明代表取締役)は8月8日、平成24年12月期第2四半期の連結業績を発表しました。

それによりますと、同期間は、主力事業である不動産売買事業が堅調に推移するとともに、不動産賃貸管理事業、金融・保証関連事業やその他の事業も順調に推移、また、金融機関からの借入れの調達コストが低減することにより営業外収支も向上していること等から、売上高108億7800万円(前年同期比16・2%増)、営業利益10億4800万円(同36・1%増)、経常利益9億2600万円(同82・5%増)、当期純利益8億100万円(同295・8%増)という実績となり、計画を大幅に上回りました。

部門別の売上高はアパート販売事業が35億5200万円、マンション販売事業が48億8800万円、不動産賃貸管理事業が20億1000万円、金融・保証関連事業が9900万円、その他の事業が3億2300万円となっています。

このうち、主力事業である不動産販売事業の受注、販売状況を見てみますと、アパート販売事業では65棟(前年同期19棟)と前年同期を大幅に上回る販売実績をあげ、受注残も73棟となっています。マンション販売事業では214戸(同175戸)を販売、受注残も69戸となっており、「今期販売計画の450戸へ向け計画通り推移している」(同社担当者)とコメントしています。

こうした業績の順調な推移を踏まえ、同社は本年2月に発表した12月期通期の連結業績予想を次の通り上方修正しています。(カッコ内は前期実績)。

  • 売上高 235億円(198億2200万円)
  • 営業利益 15億円(13億900万円)
  • 経常利益 11億円(8億8100万円)
  • 当期純利益 9億5000万円(10億100万円)

また、前回発表予想に対する今回発表予想の増減率は売上高2・2%増、営業利益7・1%増、経常利益2・2%増、当期純利益46・2%増。

不動産住宅ジャーナル 2012年8月号

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